ユーゴックの生はちみつは、ベトナム各地の養蜂場から直接仕入れています

コーヒー味の生はちみつ

山岳高原地帯や温暖、熱帯気候を持つベトナムでは、全国各地で蜂蜜を採取することができます。花畑やコーヒー豆、果物を栽培する農家の多くは多かれ少なかれ蜂蜜も採蜜して、家族や近所に配ったり、地元の市場やパパママストアで売ったりします。ほとんどの蜂蜜は水分が多くてあまり品質がいいとは言えませんが、時々掘り出しものが見つかるときもあります。

ユーゴックでは全国各地の農家や養蜂場を周り、蜂蜜を吟味した上で、日本人の舌に合うものだけをお土産用に仕入れています。

養蜂場から直接仕入れるこだわり

時々このような質問を受けるときがあります。

「なんで卸売りしている業者から仕入れないの?そうしたら全国各地の蜂蜜を行く手間かからず仕入れることができるのに」

というもの。確かに仰る通りなのですが、これにはいくつかの事情があります。

1つは“ベトナムの仲介業者となる卸売りは信用できない”ということです。例えばこちらが「中南部バンメトートの町で採れるコーヒー花の蜂蜜が欲しい」と依頼するとします。

すると、「これがバンメトート酸のコーヒー花の蜂蜜だよ」と売ってくれるのですが、実は詳しく調べてみると、産地が全然違うところであったり、そもそもコーヒー花ではない場合もあります。こちらが強く怒ると、「いやいや、こっちの方がおいしいんだよ。それにバンメトートも他の町も味は対して変わらないって!」と逆切れしたりすることも。

もう1つの理由としては、やはり養蜂場から直接仕入れるのがユーゴックのポリシーであるということです。ユーゴックは地場のベトナム特産品を扱うブランドであり、また商社であると認識しています。商社であるからには、やはり仕入れは仲介を通さずに直接行くべきですよね。

日本人がお土産に買っていきたくなる蜂蜜

先日、「おいしい蜂蜜がある」と知人に紹介され、メコンデルタ地方のベンチェーという町に遥々行ってきました。そこでは100以上の蜂の巣箱を持って採蜜している養蜂場があり、実際試食させてもらうと、思いのほかおいしくいただけました。

しかし、残念ながらそこから仕入れることはできませんでした。なぜなら、確かに味はおいしいのですが、「なんか日本で買える蜂蜜の味とほぼ一緒だな」と思ったからです。

気候や環境が日本とはまるで異なるベトナムでは、日本では栽培できない果実や花から蜂蜜をとることができ、それらは日本の蜂蜜とはまるで味が異なります。だからこそ、ベトナムの特産品お土産としての魅力があると、ユーゴックは考えております。

ユーゴックで仕入れている蜂蜜の主な産地と花

ユーゴックでは、主に中南部と南部で採蜜された蜂蜜を積極的にお土産用としてパックしています。北部にもミントの蜂蜜など、いくつか有名な特産品蜂蜜があるのですが、試食したところ、あまり日本人の舌に合わないと判断しました。

旅行者に人気の蜂蜜は主に「ランブータン」と「コーヒー花」、そして「リュウガン」です。ランブータンとリュウガンは南部地域で栽培している農家を片っ端から当たりました。ともにベトナムで人気の果物なので、養蜂場まで兼業している農家はあまりありませんでした。

コーヒー花は、やはりコーヒーの町バンメトートで仕入れ先を探しました。実際仕入れたのはバンメトートよりも遥か山岳奥地にある養蜂場。びっくりしたのが「欧米諸国に輸出しています」と言われたとき。欧米人もこんなところまで仕入れ先を探しに来るのかな、と驚きました。

蜂蜜をベトナムの定番土産として定着させたい想い

ベトナム旅行のお土産といえば、どうしてもアクセサリーや置物雑貨ばかりがクローズアップされがち。しかし、ホーチミンのメコンツアーに行けば蜂蜜の巣箱を見せてもらったり、生はちみつやローヤルゼリーを試食させてもらったりしますよね。皆さんが気づかないだけで、しっかりと旅行者はベトナムの特産品である蜂蜜を食べているんです。

これからもユーゴックはベトナム各地で採れる本当においしい蜂蜜を、日本人旅行者に提供し続けていきたい所存にございます。ベトナムに降り立った際は、是非ユーゴックをよろしくお願いいたします。

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