YUGOCで扱う「非加熱の生はちみつ」とは

生はちみつの写真

蜂蜜はよく欧米で親しまれている食品ですが、日本人も日ごろから食べている方もいますね。スイーツにかけるシロップ代わりや、料理ではソース作りに利用したりもします。

また、健康に気を遣う女性の間では、蜂蜜をそのまま食べる健康食品としても知られています。

しかし、一般的にスーパーで買える蜂蜜は、そのほとんどが加糖されています。また、「純はちみつ」、「ピュアはちみつ」、「100%はちみつ」を謳う商品も、それらは加熱されているのが普通です。

YUGOCで提供しているアイテムは非加熱が基本。
今回は非加熱と生はちみつが意味することと、日本とベトナムの“蜂蜜事情”の違いについてご紹介します。

「蜂蜜」とは

生はちみつの写真

そもそも市場に流通している蜂蜜は3つの種類に分けることができます。

生はちみつ……蜂蜜と水のみが原材料で、人工的な加工が一切されていない。
精製はちみつ……本来ミツバチが水分を飛ばすところを、人工的(脱水機)で水分を飛ばしている。
加糖はちみつ……蜂蜜以外に砂糖や水飴を加えて味を調整している。

日本で買える蜂蜜はほとんどが加工されている

日本のスーパーで買える蜂蜜は、そのほとんどが精製もしくは加糖はちみつとなります。
その理由は簡単。「日本人は清潔な見た目を好む」からです。

蜂蜜を工場で精製する際は、脱水して水分を飛ばすと同時に熱で殺菌をします。すると、大切な栄養素が全滅するだけではなく、香りも飛んでしまい、味もほとんどなくなります。ですので、商品化するために水飴や砂糖を加えるのです。

通販や輸入品の「生はちみつ」も信用できない?

蜂蜜の写真

近年は多くの日本の養蜂場が通販サイトを立ち上げて、消費者はオンラインショップで生はちみつを買うことができます。

また、ピュア蜂蜜のラベルが貼っている、輸入された外国産の蜂蜜も気軽に手に入るようになりました。

しかし、これらの商品は基本的に「生はちみつであっても、非加熱ではない」ということができます。

蜂蜜における非加熱の意味

まず、外国産の輸入蜂蜜の多くは加熱されている生はちみつとなります。日本は輸入条件が厳しいため、品質を高めるために殺菌するところがほとんど。

日本で手に入る外国産蜂蜜の多くはアフリカ・南米産です。これらに共通することは、「日本に運ばれる際、赤道を通る」こと。

蜂蜜は船によって運ばれるので、仮に非加熱を謳った蜂蜜であっても、赤道付近でコンテナ内部の温度は40度以上になってしまいます。

蜂蜜の栄養素は40度以上になると、急激に失われてしまい、60度以上でほとんどが死滅してしまいます。

一方、日本の養蜂場から買える蜂蜜も加熱されている場合がほとんどです。なぜなら、最初に説明した「日本人は清潔な見た目を好む」からです。

見た目と引き換えに栄養素を失う

蜂蜜をボトルに詰めている写真

日本の養蜂場の中には、日本人消費者の需要に応えるため、加熱した生はちみつを販売しているところもあるようです。

加熱すると、蜂蜜の中に含まれている酵素や栄養素がすべてなくなってしまいますが、その代わりに「見た目」を長期間維持することができます。生はちみつは酵素が詰まっているため、通常でも気泡が見えたり、冷蔵庫に入れると結晶化したり、また糖度によっては徐々に発酵してくることがあります。

また、年月が経つにつれて色と味が濃くなるのも非加熱生はちみつの証拠。しかし、日本人消費者の中には「品質が悪いから」と誤解される方が少なくありません。ですので、見た目を維持するために養蜂場が予め加熱することがあります。

YUGOCの生はちみつは「非加熱」

養蜂場の写真

YUGOCはベトナムのホーチミンで生まれた地場ブランド。ベトナム人は毎日健康食として生はちみつを食べる習慣があり、もちろんそれらは非加熱が普通。

だから、YUGOCは日本人旅行者やベトナム在住日本人にも、同じ非加熱の生はちみつを提供したいと常に思っております。

仕入れは基本日本人とベトナム人が、直接養蜂場で交渉しておりますし、工場から仕入れる場合は、脱水機の有無や温度もしっかりと調査しております。

ベトナム旅行に来た際は、是非お土産として特産品である非加熱の生はちみつをご購入ください。

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