完全食品と呼ばれる蜂蜜の栄養素を分析

生はちみつの写真

蜂蜜はヨーロッパでは昔から「完全食品」として、庶民から貴族階級まで重宝されてきました。日本でも蜂蜜はスーパーに行けば普通に手に入りますが、多くの人は「蜂蜜味の砂糖」を摂取していて、きちんと蜂蜜に含まれている栄養素は摂れていない様子。

そこで、今回は蜂蜜に本来含まれる栄養素がどれほど偉大なのかをご紹介したいと思います。

蜂蜜に含まれる栄養素

蜂蜜の写真

まず基本となる栄養素はビタミン、ミネラル、アミノ酸で構成されていて、ビタミンはビタミンC、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミン12。そして酵素の働きを活性化させるナイアシンが豊富に含まれています。

ミネラルはナトリウム、カリウム、りん、鉄、マグネシウム、カルシウム、銅、亜鉛、マンガンと主要成分はすべて含まれているのが分かります。

そしてアミノ酸はイソロイシン、アラニン、アルギニン、チロシン、グリシンなど16種以上で構成され、動脈硬化予防、抗酸化効果が認められているポリフェノールも10以上が含まれています。

蜂蜜の効果

蜂蜜の写真

御覧のように、蜂蜜には大変貴重な栄養が豊富に含まれていて、しかも吸収が早いことでも知られています。美容にいいだけではなく、近年は老化防止にもとても効果的であることが分かっていて、脳を活性化し、認知症予防にも最適であると言われています。

その他にも、「疲労回復」、「高血圧の抑制」、「アンチエイジング」といった効果もあり、女性にも男性にも貴重な栄養源であることが分かります。

必ず非加熱を食べること

蜂蜜の写真

しかし、スーパーで売っている蜂蜜は、加工されていない生はちみつは売っていても、非加熱を手に入れることはできません。なぜなら、加熱をしないと、酵素が原因で色が黒くなったり、味が濃くなったり、発酵をはじめ泡がでてきたりと、日本人が気になる“見た目”に問題が出てくるからです。

ですので非加熱の生はちみつ手に入れる場合は、基本的に養蜂場から直接買うことになりますが、日本ではかなり高い値がつけられていますし、先に説明した見た目が変わるデメリットがあるので、養蜂場もクレームが怖くてあまり売りたがりません。

加熱すると酵素や栄養素がすべて失われる

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蜂蜜に含まれる栄養は、60度から70度、早いものだと40度以上で徐々に死滅していってしまいます。ですので、レンジやフライパンで熱して調理してしまったら、せっかくの非加熱生はちみつも台無しです。食べ方には注意しましょう。

さらに近年の研究では、蜂蜜を熱すると、優良酵母が失われるだけではなく、発がん性物質が発生するとの調査報告も出ています。

花粉の知られざる効果

蜂蜜の写真

ベルギーやブルガリア、フランスの青空市場へ行くと、必ず見かけるのが非加熱の生はちみつ。農家が小規模で作っているため、お店に卸すほどの量は採取できないため、このような市場で手売りしているようです。

この蜂蜜をよく見てみると、小さな粒が含まれているのが分かります。これは花粉。大部分は蜂蜜に溶けていますが、中には目に見えることもあります。

この花粉は加工して取り除くこともできるのですが、実はこの花粉には物凄い大きな健康効果があるのです。

花粉団子の効果

ミツバチの写真

この花粉は蜂蜜を採蜜するミツバチしか作ることができなく、丸めることから花粉団子とも呼ばれています。この花粉には「免疫力のアップ」、「アンチエイジング」、「滋養強壮」、「便秘予防」、「更年期障害予防」といった効果が見込めます。蜂蜜自体もこれらの効果は強いため、花粉も摂取すれば効果は倍。
しかし、花粉団子だけを瓶詰した商品も売っていますが、これはかなりの高級品となります。

蜂蜜がなぜ完全食品と呼ばれているかは、今回の解説でご理解いただけたかと思います。スプーンですくって1日2杯。これだけで身体の健康を維持できるのは、蜂蜜の大きな魅力となります。

ホーチミン旅行!ユーゴックの生はちみつをゲットしよう!

今回紹介したように、蜂蜜を健康食品として食べる場合は、必ず「非加熱」、「生はちみつ」が条件となります。

あいにく日本では手に入りずらいですし、養蜂場から通販で購入するとかなり高くつきますね。ホーチミン旅行の際は、是非ユーゴックの非加熱生はちみつをお求めください。

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