ベトナム旅行ではどんなお土産を買おうか迷っていませんか。どのガイドブックにも必ずのっている置物や刺繍雑貨も押さえて欲しいですが、それとは別に、“お酒”のお土産はいかがでしょうか。
お酒を飲まれる方はもちろん、そうでない方も両親や会社の職場、上司へお土産にお酒を買っていくのはとてもおすすめです。では、ベトナムではどんなお酒の種類があるのでしょうか。
目次
ウォッカ(焼酎)のお酒の種類
ベトナムではウォッカも焼酎も区別はなく、すべて「ウォッカ(vodka)」で統一されています。スーパーのお酒コーナーに行けば山ほどありますね。そのほとんどはベトナム最大手のウォッカメーカー「ハリコ(HALICO)」社のブランドとなります。
アルコール度数はボトル容量によって異なりますが、往々にして30~40度と高く、日本人に人気のある25度前後は見当たりません。もし25度を買いたい場合は、ユーゴックのお酒をお求めください。
ウォッカ・ハノイ(Vodka Hanoi) / ハリコ社
アルコール度数:30~40度
スーパーやコンビニ、パパママストアで最も見かけるウォッカ。人気の理由はその安さ。700mlで約400円程度で買うことができます。風味はほとんどないので割るのがおすすめです。\
ルアモイ(Lua Moi) / ハリコ社
アルコール度数:40~45度
もち米から作る蒸留酒の焼酎。風味はほとんどないため、カクテルなどのベースとして利用されます。お土産としては味気ないかもしれません。
ネップモイ(Nep Moi) / ハリコ社
アルコール度数:40度
日本人の間では最も知られているお酒。シナモンやココナッツなどの風味を感じられますが、アルコール度数が高く、またベトナム人の間では品質が悪いお酒として知られていて、偽物も多く出回っているようです。
ココナッツ酒(coconut) / ユーゴック社
アルコール度数:25度
当サイト「ユーゴック(YUGOC)」が販売するココナッツ酒。メコンデルタ地方では物産店などでよく見かけますが、ホーチミンやその他の地域ではあまり見ません。アルコール度数は25度と日本人に飲みやすくしております。
もち米焼酎 / ユーゴック社
アルコール度数:25度
もち米の産地であるベトナム南部ロンアン省で作られた焼酎。非常に香ばしい匂いが特徴で、アルコール度数よりも実際はもっと飲みやすく感じられるはずです。
ワイン・リキュールのお酒の種類
ベトナムではワインとリキュールの区別はそれほどされていないよう。いずれもアルコール度数は低く、7~15%の間。果実の風味が強いため、お酒が苦手な方でも気軽に飲むことができます。お酒が強い方にとってはジュースのようなものかも……。
タンマイ(Thanh Mai) / ハリコ社
アルコール度数:25度
北部原産のアプリコットの果実エキスが含まれているリキュール。多少酸味が効いているのが特徴で、色はライトブラウン。リキュールにしてはアルコール度数が高く、ぐびぐび飲めませんのでご注意を。
ヴァン・ダラット・ワイン(Vang Dalat Wine) / LFSC社
アルコール度数:11度
ベトナム産ワインといえば、中南部高原地帯のダラットで作られる赤白のワイン。数多くのお酒メーカーが販売している中で、権威となるのがLAMDONG FOOD STUFF COMPANY社。同社ブランドのヴァン・ダラット・ワインは高品質なベトナムワインとして現地人だけではなく旅行者にも人気です。値段は1000~1500円程度。
カカオリキュール / ユーゴック社
アルコール度数:12度
ユーゴックでもリキュールを販売中。ベトナムは全国にカカオの産地がありますが、ユーゴックでは主に南部のカカオを使用。ピュアカカオと呼ばれる同リキュールは、カカオの実の中で時間をかけて生成されるエキスをくみ取ってお酒にしたもの。ゆえにカカオ率は99%。カカオ酒の中でも最高級となります。
お酒の種類は多め。でもお土産に相応しいのは……
ベトナムにはたくさんのお酒が出回っていますが、スーパーなど一般的な市場に出回っているのは、ほとんど大手メーカーのものとなります。それ以外はオンラインショップやベトナム人の紹介などで手に入れるしかないのが現状。お土産というからには、風味やラベルなども大切にしたいところ。
是非いろいろ飲み比べして、自分の中で一押しのお酒を日本に持ち帰ってみてください。