ベトナムのホーチミンといえば、雑貨天国というイメージがあります。置物雑貨や服飾アクセサリー、お菓子などの食べ物など、お土産を選ぶには事欠きません。
今回お届けするのは、予算をちょっと高めに設定した「高級土産」。高級とはいっても、ここは物価の安いベトナム。学生でも買うことができる値段ですのでご安心ください。ここでは雑貨と食べ物を分けてご紹介します。
ハイクラスの高級雑貨土産を買おう
ワンランクもツーランクも上の高級雑貨といえば、服飾品が人気。ドンコイエリアやベンタイン市場周辺エリアにいくつかあります。
服飾雑貨は人気2大ブランドを買おう
服飾雑貨でおすすめなのは、「アヌーパ」と「パンガンダラン」。アヌーパはドンコイエリアに店を構えているお店で、インド系イギリス人のアヌーパさんがデザインを手掛けています。「シンプルで長持ち」というコンセプトで、本革を使ったキーケースやバッグ、財布が人気。値段は5000~1万5000円程度が相場。
パンガンダランは日本人デザイナーがホーチミンで立ち上げたブランドで、他の雑貨とは一線を画した高品質を売りとした服飾が話題。バッグやポーチ、ハンカチーフ、風呂敷など、末永く使うことができ、なおかつ日本女性のトレンドにあったお洒落さも兼ね備えています。パンガンダランの商品はドンコイの雑貨店、及びチャンフンダオ通りの直営店舗で購入可能。
陶磁器もベトナムらしさが込み上げてくるブランドがおすすめ!
ベトナム伝統の手工芸品である陶磁器。有名どころはバッチャン焼きですが、それ以上にハイセンスな高級陶磁器をお土産に考えているならば、ここで紹介する2つのブランドが有力。
まず1つ目は「オーセンティックホーム」。ドンコイエリアに店舗を構える旅行者に人気のお店です。シンプルなデザインの茶碗、平皿、醤油さしなどがお土産におすすめ。市場で買える1つ200円、300円のものとは質感がまるで違います。値段は1つ500~1500円程度。セットで2000~5000円程度のものもおすすめ。ちなみに筆者の個人的にすすめたいのは、グリーンセラミック。グリーン一色で作られたお茶碗や平皿は本当に鮮やか。
2つ目は「アマイ」。欧米人がホーチミンで立ち上げたブランドで、日本語のネット通販サイトもありますが、ホーチミンで買えば数割安く買えます。パステルカラーと歪な形が特徴で、食卓に置いておくだけでデコレーションとして完璧。値段はピンキリですが、一枚700円~1500円のものを買うといいでしょう。
ホーチミンで買えるお菓子系の高級土産はコレ!
続いてご紹介するのはお菓子。「ベトナムのお菓子はどれもまずい」と言われたのはもう過去のこと。ここ数年の間でお菓子ブランドも出てきて、高級土産として抜群に高い支持をされています。
高級蜂蜜の代名詞!「非加熱の生はちみつ」
蜂蜜自体がそれほど安いものではありませんが、その中でも一切加工、加糖されていない蜂蜜は生はちみつと呼ばれ、一層値段は高くなっています。さらに、その中でも加熱処理されていない蜂蜜は、花粉や栄養がたっぷりと詰まっていて、最上ランクの位置づけ。日本で手に入れるためには、蜂蜜農家に直接行って購入しなければなりません。ベトナムではいくつかメーカーがありますが、なんのツテもないホーチミン旅行者が買えるのは「ユーゴック」くらいのもの。是非ご賞味ください。お値段は“ランブータン”、“コーヒー花”、“リュウガン”の3つセットで1500円から。
板チョコ1枚600円のチョコのお味は?
日本のコンビニでは100円で買える板チョコですが、「マルゥ」というブランドが販売するチョコレートはなんと1枚600円。高いもので1200円するチョコもあります。全国のカカオ農家から直接仕入れて、原料はカカオとサトウキビのみというこだわり。カカオ率70%以上のダークチョコレートを販売している有名ブランドです。
お土産の予算はいかほど?
ハノイ旅行では世界遺産のハロン湾やニンビン省といったツアーに対して多めの予算を配分することになりますが、ホーチミンの場合はツアーは安いので、その分お土産の予算を多くとるのがいいでしょう。目安としては3~5万円ほど。ここで紹介した服飾とお菓子両方日本に持ち帰れるのが理想ですね。