北部ハノイはホーチミンと並ぶ観光のメッカ。またベトナムの首都でもあります。そのハノイ旅行では、現地の名物とされるお菓子、食べ物などをお土産に買っていきたいところですね。
そこで、ここではハノイ旅行者におすすめの名物土産をご紹介します。初めてのハノイ旅行者はもちろん、2度目以降の方でも、買い逃しているものがあったら手に入れておきましょう!
目次
1.生はちみつ
日本では「純粋はちみつ」と呼ばれている生はちみつですが、ベトナムではスーパーに行けばたくさんの種類を見ることができます。しかし、ここでおすすめしたいのは、加熱処理されていない「非加熱」の生はちみつ。
加熱処理されている加工ものだと、いくら純粋はちみつであっても水飴状になっていて食べにくいですし、味もどれも似たり寄ったりになってしまいます。ユーゴックの「非加熱生はちみつ」であれば本当の搾りたて。それでいて外国人向けにも販売しているため、普通よりも余計に濾しているので不純物もほとんどありません。エジプトの王女クレオパトラも美容に愛していたといわれているほど。パーフェクトフードと呼ばれ、健康食品としてもお土産に重宝します。
2.コーヒー豆
コーヒー花は比較的標高の高い高原地帯や山岳地帯で栽培されていて、北部でも多数のコーヒー農家が散らばっています。ハノイ市街にも北部産のコーヒー豆を販売してるお店がありますし、少数民族が栽培していることを謳っているコーヒー豆もあります。
ちなみにベトナムはロブスタ種の栽培が盛んで、現在でも安い値段で買うことができます。ただし、ロブスタ種はコンデンスミルク(練乳)を入れないと苦味が強く飲みづらいので、ブラックやミルクコーヒーに慣れている日本人の方は、アラビカ種を選ぶといいでしょう。
3.バインコム
全国的に知られているハノイ発祥の伝統のお菓子。日本の和菓子的な立ち位置で、緑のもち米を使い、具は緑豆を練ったものが入っています。日本のお饅頭のような食感ですが、緑豆独特の風味と食べやすさがあるので、餡子が嫌いな人でも大丈夫!
1個当たりも安いですし、コンビニ、スーパー、市場とどこでも買うことができます。ばらまき土産に買っていくのもいいでしょう。ただし賞味期限は一週間もないので注意を。
4.バイン・チェー・ラム
北部発祥のバインチェーラム(Banh Che Lam)。日本人旅行者の間ではあまり知られていませんが、ベトナム人にとってはハノイ旅行の定番土産です。もともと仏に備える食べ物だったようですが、現在では茶請けとして親しまれていて、緑茶によく合います。蜂蜜の風味ともっちりとした食感は日本人でも老若男女問わず受け入れられることでしょう。
こちらは伝統のお菓子でもあるので、ハノイ大教会周辺にあるようないまどきのお洒落雑貨店やお土産店、コンビニには置いてありません。買いたければちょっと大きめのスーパーや個人商店に行くのがいいでしょう。
5.コムチャイ
「コムチャイ(Com Chay)」こちらはハノイから2時間ほどで行ける世界遺産チャンアンのあるニンビン省の名物とされています。ニンビン省は古くから稲作が盛んで、ベトナム国内における高級うるち米が栽培される場所として知られています。
そこで生まれたコムチャイは、いわゆるおこわのようなお菓子。お菓子といってもレストランにいけば、餡のソースをかけた料理として出されていて、精進料理としても有名。味は日本でいう雷お越し的な感じ。昨今観光開発が盛んなニンビン省では、古都ホアルーの名物として売り出しています。
6.フォー(インスタント)
「ベトナムの名物料理といえばフォーくらいしか思いつかない」という人もいるのでは。数年前にはヘルシー料理としてフォーがベトナム女性の間で大人気になりました。そのフォーはベトナムの中でも北部ハノイが発祥の地として知られていて、旧市街ではさまざまなフォーを食べることができます。
ただし、フォーはライスペーパーの切り麺であり生麺のため、賞味期限は当日。そのまま持ち帰ることはできません。そこでおすすめしたいのがフォーのインスタントン麺です。袋麺、カップ麺双方出ていますので、お土産としても抜群です。
7.バイン・ケップ・ゴー
最後はこちら。バインケップゴー(Banh Kep Ngo)と呼ばれる伝統お菓子で、日本語でいえば「クレープ」となります。ベトナムの特産でもある米粉とタピオカ粉をミックスさせて作るお菓子で、風味豊かでほんのりとした甘さも魅力。
具はピーナッツの他いくつか種類があります(ピーナッツ以外は市街地で見つけるのは難しいかも)。生はちみつでも紹介したユーゴック(YUGOC)では、ピーナッツ以外の種類も売っているので、もしお土産として買うならこちらがおすすめです。
ベトナムらしいお土産を探すなら、名物お菓子がおすすめ
名物&伝統的に食べられているお菓子はお土産にも最適です。最近はお土産用パッケージで包装されたものも出回っているので、そちらであれば会社の先輩上司などに贈っても恥ずかしくありません。是非ここで紹介したお菓子(食べ物)は押さえておきましょう。