ベトナムのハノイは日本人に人気の旅先。そのハノイ旅行のお土産に「調味料」を買っていくのはいかが。ベトナム料理を自宅で簡単に作ることができますよ。
今回はハノイ旅行で買いたい調味料を5つ厳選してご紹介します。
目次
1.これ1つですべてがベトナム料理「ヌクマム(Nuoc Mam)」
ベトナムの調味料といえばヌクマム。タイではナンプラーと呼ばれていますが、厳密にいうと原料が違います。スーパーに行けばヌクマムの原液を瓶で買うことができ、産地と濃度が記載されています。産地はフーコック島産とファンティエット産が高品質と言われていて、また濃度も高い方が品質がいいとされています。おすすめは40度前後。
ヌクマムの原液はそのままでは塩辛いため、使う場合は炒め物や煮物などの味付けにちょっと使います。ツケダレとして使う場合は、写真上のように、刻み唐辛子、レモン汁、水、砂糖で甘さを調節します。これさえ守れば、ご飯にそのままつけてもいいし、揚げ物にも合います。
2.発酵した豆腐「チャオ(Chao)」
スーパー、コンビニどこでも売っているこちらは「チャオ(Chao)」という豆腐を発酵させた調味料。こちらは主にツケダレとして使います。ベトナム人は大衆料理であるヤギ肉の焼肉につけて食べますが、他の肉につけてもおいしくいただけます。最初は匂い、味ともにくせがあるので食べづらいですが、何度も食べるとやみつきになるおいしさがあります。
3.女子ははまるかも。「ムイオットム(Muoi Ot Tom)」
「Muoi=塩、Ot=唐辛子、Tom=海老」つまりエビ風味の塩唐辛子です。これをどうやって食べるのかというと、こちらは果物につけて食べるのが普通。日本のスーパーで売っている果物でもいろいろつけて食べてみてください。気に入るものが見つかるかもしれません。ちなみにベトナムでは女子の鉄板。
4.チャーハンで最高の味を演出「ヌックトゥン(Nuoc Tuong)」
ヌクマムと並ぶベトナムで最も使われている定番調味料。ヌクトゥンは日本で言う醤油感覚の調味料で、主にチャーハンなどのご飯ものや野菜炒めなどの調味料として使います。フライパンで調理時に使用したり、ツケダレとしても優秀。いろいろなメーカーのものがありますが、正直日本人からするとどれも変わりません。
5.辛い料理好きならコレ!「サテ(Sate)」
最後はこちら。サテはベトナム人がおそらく最も好物な辛味調味料。単なる唐辛子とは異なり、刻みニンニクやレモングラス、油など数種の材料を加えて作る香り豊かな調味料です。ヌクトゥンなどのツケダレにちょっと付け足してください。筆者のおすすめは餃子やシュウマイです。日本の醤油に入れてもOK。
ハノイのお土産に日本人の舌に合うベトナム調味料
ベトナムの調味料は香辛料やクセが比較的少なく、日本人が苦手と思われる“酸味”、“甘味”のある調味料があまりないので、日本人の舌にも合います。是非日本の食卓にベトナム料理を!