ユーゴックが販売する商品の、蜂蜜と並ぶメインプロダクトである「マカダミアナッツ」。
ベトナムのホーチミンやハノイといった観光エリアのお土産店で買えるものとは、明らかに品質が違う、ユーゴックが販売するマカダミアナッツに関してご紹介します。
目次
ベトナムにおけるマカダミアナッツの現状
マカダミアナッツといえば、まず思いつくのがハワイではないでしょうか。マカダミアチョコレートといえば、ハワイ旅行の定番土産の一つですよね。
しかし、実はマカダミアナッツの栽培が最も盛んなのは、ハワイではなくオーストラリアです。オーストラリアの地元市場やショップに行けば、何気なく売り場にマカダミアナッツが並んでいるのを見ることができます。
一方ベトナムはいかがでしょうか。ベトナムはナッツこそ特産品の一つとして挙げられますが、実はマカダミアナッツがベトナムの特産として国が力を入れるようになったのは、2015年以降とまだ新しい歴史です。
マカダミアナッツの特産地タイグエンの概要
ベトナムにおけるマカダミアナッツを主に生産している特産地は、ベトナム中部から中南部にかけて広がる山岳高原地帯タイグエン。
タイグエンはベトナム語で“高原”を意味し、複数の省によって構成されている標高の高い山岳地帯となります。
その中でもベトナムの特産品販売のユーゴックがマカダミアナッツの仕入れ先に選んだのは、標高500~600mにある少数民族とコーヒーの町「ダクラック省」。
ダクラック省の奥地にあるマカダミアナッツ農場へ
ユーゴックで扱う特産土産は、すべて自分の足で農場から仕入れるのがブランドポリシー。ダクラック省までは、ホーチミンからバスで9時間走ったところにあるバンメトートが省都。さらに、そこから車で2時間かけて郊外へ行ったところで、マカダミアナッツ農家を見つけることができました。
こちらの農家は、ダクラック省にあるナッツ研究所からも推奨されている由緒ある農家。高品質のマカダミアナッツの栽培、ロースト、切込み加工、管理をしています。
この目でしっかりと管理方法、在庫状況を調べたのち、ユーゴックはこちらの農家から仕入れることを決めました。
ベトナムのマカダミアナッツの魅力
よく聞かれる質問が、「ハワイやオーストラリアのマカダミアナッツと何が違うの?」というもの。
確かに味は似ているかもしれませんが、ベトナムのマカダミアナッツは、ハワイやオーストラリアのものよりも風味が強いと言われています。これは気候や土壌もさることながら、すべて人の手でローストから加工までしているため、工場の大量生産・加工によって風味が飛ぶことがないからではと考えています。
ただし、裏を返せば手作業ですべてをこなしているので、市場に出回る量が少ないということと、その分値段が上がってしまうということが挙げられます。
ただ、日本で買えるマカダミアナッツはすべて輸入品なので、それと比べると半値から3分の1程度で買うことができます。