ベトナムに限らず、海外旅行先では“地元のお酒”がお土産で非常に人気があります。お酒好きなら自分用に買っていきたいですし、父親や会社同僚、先輩上司など、主に目上の人へのお土産にぴったりです。
ユーゴックで販売している「ココナッツ酒」は、ベトナムらしい南国感たっぷりのお酒土産。そこらへんで手に入るお酒とはまるで違います。
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最大の違いはココナッツとアルコールの比率
ココナッツ酒は、ホーチミンではあまりスーパーなどでは見かけませんが、お隣のメコンデルタ地方では物産展や雑貨店などで簡単に手に入れることができます。名実ともにメコンデルタ地方の郷土酒となります。そのココナッツ酒は何社か醸造所を持つメーカーがベトナム国内に存在しますが、いずれもココナッツの果汁とアルコールの比率がアンバランス。
ユーゴックが販売しているココナッツ酒は、ココナッツの果汁とココナッツライスを合わせて53%以上を配合(詳しくは企業秘密)。これ以上ココナッツの果汁が濃いと匂いが変質してしまい、またお酒が腐ってしまい、逆にこれ以下になると、ココナッツの南国豊かな香りがなくなってしまうのです。
地元の醸造所から直接仕入れている産地直送!
ユーゴックで販売しているココナッツ酒は、メコンデルタの農村地域にある醸造所で造られています。「スーパーなどに卸している醸造所は価格命なので、アルコールの割合が高く、風味や旨味、コク、色などは一切気にしていない」とのこと。
こちらの醸造所は普段はメコンデルタの地方都市の物産展にしか卸していませんが、地元では誰もが知っている人気メーカー。ユーゴックはこの醸造所と提携し、ユーゴックのためだけにオリジナルの配合で調合してくれています。
アルコール25%の秘密
アルコールは25%。これはユーゴックのためだけに作ってもらっています。通常ベトナムのお店に卸しているココナッツ酒は40%。この度数が最もベトナム人に受け入れられているからです。アルコール25%は、逆に日本人に最も親しまれている度数。ユーゴックの方で交渉をした結果生まれた、オリジナルのココナッツ酒となります。
ココナッツの爽やかな風味と軽い味わい
もしかすると、お酒好きの人が飲むと、少し物足りないかもしれません。ココナッツの爽やかな香りと、後ひかない味わいは飲兵衛からすると軽いと感じることでしょう。しかし、それがベトナムの郷土酒の本当の味です。
逆にお酒が苦手な方や、日ごろカクテルやチューハイを飲んでいる女性であれば、ココナッツ酒は気軽に飲めるリキュールとなるでしょう。ユーゴックのココナッツ酒は良くも悪くも、大量生産された無機質で加工されつくしたものではなく、ムラがあり、人によっては賛否分かれるもの。しかし、一口含めば、口腔にふわっとベトナムの自然の香りが膨らむのを感じることができます。ベトナムらしいお土産の第一候補として、是非買っていってください。