そのベトナムは2019年の海外旅行先にもおすすめ。今のうちから年末年始、ゴールデンウイーク、お盆といった連休の予定を立てている人もいるでしょう。
そこで、日本にいるうちからしっかりとリサーチしておきたいのが、現地の“お土産事情”。数年前まではベトナム土産といえば服飾雑貨屋アクセサリーが主でしたが、現在旅行者に大人気なのが「食べ物系土産」です。
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ベトナム旅行で大人気のお土産の食べ物は?
他の国では食べ物系のお土産といえば、その国の象徴が象られたクッキーやチョコレートですね。例えばお隣のカンボジアならば、アンコールワットの形をしたアンコールクッキーが人気。クッキーはどこにでもある普通の味ですが、包装やパッケージデザインでついつい買ってしまいますね。
しかし、ベトナムではそのようなお菓子はまだごく僅か。その代わりに人気の食べ物が「特産品」や「伝統のお菓子」などです。日本でいうところの郷土菓子や和菓子に相当する食べ物です。
1.ベトナム人の健康の秘密は「飲む生はちみつ」
日本人がイメージする蜂蜜の使い道といえば、パンケーキやヨーグルト、紅茶にかけたり、ドレッシングの材料で使ったりするくらいですよね。しかし、ベトナム人は健康のために、蜂蜜を「飲む」のが普通。蜂蜜は古くはクレオパトラも愛していたとされる美と健康の「パーフェクト食材」。
ベトナムの養蜂場で買える蜂蜜は、一切砂糖や添加物が含まれていない100%純粋の生はちみつ。ベトナムの誇る特産品の食べ物土産として、筆頭に挙げられるお菓子です。
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2.ベトナム産カカオで作られた「チョコレート」
チョコレートと言えば、世界どこにでもある変哲のない食べ物ですね。しかし、ベトナムではチョコレートの原料となる「カカオ」が特産となります。カカオはベトナム各地に農家があり、気候、地形、土壌、標高によってカカオの質が異なると言われています。
ベトナム産カカオを使用しているブランドは「マルゥ」や「フェバ」、「アルヴィア」、「サヴィエ」などが有名。マルゥ以外は現状買えるお店が限られていますが、探してみる価値はあります。
3.緑豆を練ったお菓子「バインコム(Banh Com)」
ハノイの伝統の食べ物お菓子と言われているバインコム。緑豆を練ったお餅で、食感は日本の和菓子にありそうな懐かしい風味。子供からお年寄りまでおいしく食べることができる上、一個50円以下とおそろしく安いのも魅力。
現在はハノイ以外でも全国どこでも買うことができます。コンビニ、スーパー、市場、ショッピングセンターなどで手に入れましょう。なお、空港の売店で買うと数倍の値段に跳ね上がります。
4.歯にくっつく覚悟があればおすすめ!「ココナッツキャンディー」
こちらも昔ながらのベトナム伝統の食べ物。特に南部メコンデルタ地方で嗜まれているお菓子。ホーチミン発のメコンツアーに参加すれば、必ず立ち寄って見学できるココナッツキャンディー工場ですが、こちらはれっきとしたメコンデルタの食べ物土産。キャラメルのような歯にくっつくお菓子なので、それが好きな方はまとめ買いするべきお土産となるでしょう。
5.ハノイ人が大好きな食べ物といえばコレ!「オーマイ(O Mai)」
全国どこのスーパーでも買うことができますが、特にハノイの子供たちが大好きな食べ物が、こちらのオーマイ。日本のお菓子でもある乾燥梅のベトナム版といったところ。一般的にはショウガがまぶしてありますが、最近は唐辛子などバラエティーに富んだ種類が販売されています。
そのままお菓子として口に入れるのもいいですし、お茶漬けの出汁として食べるのもハノイ流。日本人の口に合うかは賛否両論です。
伝統の食べ物とブランド。どちらがおすすめ?
一般的におすすめなのはブランドの食べ物。伝統のお菓子は食文化がまだ発達していないときに食べられていたものなので、やはり味はちょっとお粗末ですし、日本人の口に合わないものも幾多あります。
ただし、ベトナムらしいという点ではお土産として成立しますので、自分や友人用には伝統の食べ物を、職場など大切な人のお土産にはブランドの食べ物を選ぶといいでしょう。
ベトナム旅行でワインをお土産に
およそ100年フランスの植民地だったベトナムでは高原地帯を中心にワインの製造も盛んです。現在ではおいしいワインをスーパーでも買うことができるので、ベトナム旅行ではお土産にワインを買っていってはいかがでしょうか。今回はベトナムのワインをご紹介します。