ベトナム土産でオーダーメイドがおすすめできない理由

ベトナムのお土産の1つに「オーダーメイド」が古くから挙げられます。「世界で1枚しかない服を新調」、「自分好みのデザインを」などとガイドブックではうたい文句として見ることがありますが、今回紹介するのは「オーダーメイドはベトナム土産としておすすめできない理由」というもの。もう少し厳密にいうと、「オーダーメイドはリスクが高いお土産」と言い換えることができます。

もともとオーダーメイドがベトナムで流行った理由

ベトナムらしいデザインの洋服

ベトナムのお土産としてオーダーメイドが流行った理由は2つ。1つは「値段が安く、既製品と同じかそれ以下で買うことができるから」。2つ目は「女子土産に人気のアオザイはオーダーメイドが基本だから」です。しかし、これはもう昔のこと。最近は服飾雑貨店も増えてきてどこも競争を強いられているので、値段も安くなってきています。

また、アオザイも昨今は既製品が増えてきましたので、オーダーメイドをする必要がなくなったのも事実です。もちろんベトナム人にとっては冠婚葬祭で着用する大切な衣装なので、現在でもオーダーメイドをする人は多くいます。しかし旅行者がファッションとして着る分には既製品で事足りることでしょう。

オーダーメイドのリスクとは

オーダーメイド用の生地
オーダーメイド用の生地

では、なぜベトナム土産にオーダーメイドがおすすめできないのでしょうか。その理由は3つ。

寸法が合わないトラブルが多発

オーダーメイドでは最初に寸法を測ります。その場でしっかりと測ってもらったにも関わらず、なぜか完成品に袖を通すとサイズが合わない、なんてことがよくおきます。サイズが大きい場合は小さくできますが、サイズが小さい場合は泣き寝入りするしかありません。「こんなことになるんだったら、最初から試着できる既製品を買っておけばよかった」という旅行者をよく見かけます。

縫製が間に合わなかった

こちらもよくあるトラブル。ハイシーズンはお店も多くのお客で混んでいますので、場合によっては縫製が間に合わないこともあります。普通であれば洋服やワンピースは1日(翌日仕上がり)でスーツが2日仕上がりですが、これが1日ずれたり、翌日仕上がりでも夜遅くの完成で飛行機に間に合わなかった、という旅行者もいます。旅行者が行くようなオーダーメイド店であれば、海外発送もしてくれますが、それも心配ですね。

思い通りのデザインにはならない

雑誌の切り抜きを持っていき、「これと同じデザインにしてほしい」という女子旅行者も多くいますが、実際それと同じデザインはちょっと難しいようです。生地の質、プリントの柄、デザインなどすべてを同一にはできないようです。

オーダーメイドがおすすめできる人

オーダーメイドで作るスーツ
オーダーメイドで作るスーツ

ではどんな人がオーダーメイドをおすすめできるのかというと、「ベトナムに住んでいる人」であり、「スーツを新調する人」が該当します。ベトナムに住んでいれば、仮にサイズが間違ったとしてもお店側がお情けで作り直してくれることもあります。また、スーツは日本ではかなり高いですが、ベトナムでは1万5000〜3万円の予算でイタリア輸入生地を選ぶことができ、非常に品質の高いスーツをオーダーメイドすることができます。

最近はデザイン性に富んだ洋服が増えてきた

一昔前までは旅行者向けの服飾店であっても、なかなかお洒落なデザインの服はなく、特にファッションにうるさい日本人女子を満足させる洋服は皆無でした。しかし、最近はデザイナーがしっかりとデザインした洋服も増えてきて、旅行者のトレンドに沿ったデザインが増えてきました。オーダーメイドが決して駄目というわけではなく、リスクがあることを承知する必要があることは覚えておくといいでしょう。

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