ベトナム旅行のお土産で『お茶』を買おう!種類やおすすめ店

ベトナム旅行ではお土産選びも楽しみの一つです。雑貨天国と称されて1990年代以降人気の旅先となったベトナムですが、昨今旅行者のお土産として知られるようになったのが「お茶(ベトナム茶)」です。日本でも古くからお茶の文化がありますが、ベトナム茶も実は世界的に有名であることはご存知ですか。

今回はベトナム旅行者にお土産として買っていってほしい、ベトナムのお茶についてご紹介するとともに、有名な種類や各都市のおすすめ店をご案内します。ベトナムのホーチミン、ハノイ、ダナン旅行者はお土産選びの参考にしていってください。

ベトナムのお茶の生産高&輸出高は日本より上!世界的に有名

実はベトナムのお茶の生産高&輸出高は日本より上!

お茶といえば日本や中国の文化と考えがちですが、実はお茶は世界数十か国に伝播されていて、生産高と輸出高の上位は中国、インド、ケニア、スリランカと東アジアはなんと中国だけ。

そして、日本は世界8位に対して、ベトナムはなんと世界6位。あまり知られていませんが、ベトナムの方が生産量は上なんですね。

ベトナムのお茶と今。ベトナム人の習慣に根付いている

ベトナムのお茶と今

ベトナムも日本と同じ中国からお茶の文化と習慣が伝播されてきました。日本ではレストランに行くとお冷が無料ででますが、ベトナムではお茶が普通です(お冷はミネラルウォーターのため有料となります)。そんなベトナムのお茶は実際日本にも多く輸出されているのですが、日本の茶葉と比べて品質が劣るため、基本はブレンド茶として容量の底上げに一役買っています。

しかし、ここ数年でベトナムの茶葉の品質が劇的に向上し、日本の茶葉とそん色ない品質で栽培が可能となりました。日本でも丸紅などの大手商社が仕入れに目を付けているほどです。

もともとベトナムは茶葉畑が広大であることが魅力でしたが、加工工場や仲介業者の搾取により、品質とは不釣り合いな金額で売られていることが日本企業にとってネックでした。しかし、昨今は品質を保証する大手食品メーカーが茶畑を買取り自己管理するなどして、品質向上に取り組んでいます。

韓国で有名なお茶はベトナム土産にもおすすめ!健康的な「ノニのお茶」

ベトナム旅行で買っていってほしいお茶を紹介!

「ハーブの女王」と呼ばれる「ノニのお茶」は、ベトナムでも健康にとてもいいとして売られています。日本では沖縄で生産されていますが、それほど認知度は高くありませんね。

しかし中国や韓国ではノニのお茶は非常に有名で、ベトナム産が安いことからまとめてお土産として買っていく観光客をよく目にします。韓国好きの日本人の中でもノニのお茶は知られていて、韓国土産として有名ですね。ベトナムでは都市部の少し大きめのスーパーで買うことができます。

ベトナムのお土産のお茶は「ロータスティー(ハス茶)」が一番おすすめ!

ベトナムのお土産のお茶は「ロータスティー(ハス茶)」が一番おすすめ!

ベトナムを象徴する国花でもあるハス(ロータス)は、お茶としてもベトナム人に日ごろから親しまれています。ハス茶は日本ではほとんど見かけませんね。

ベトナムにはたくさんのお茶の種類がありますが、その中でも一番ベトナムらしいお茶なので、ベトナム旅行のお土産としておすすめできます。また、ハス茶(ロータスティー)にはグリーンティーとブラウンティーがあり、品質が高くおいしいとされるのは前者の方で、ブランティーはちょっと渋みがきいています。

チープなパッケージであれば400円前後で買えるものもありますが、ベトナム人もギフトでよく贈るので、高級感あるデザインや箱のものは1000円以上するものもざらにあります。

ハノイ旧市街でハス茶をお土産に買うならココ!「Anne’s Maison/アンズメイソン」

Anne’s Maison/アンズメイソンはベトナムのハノイ旧市街にあるお土産店です。ベトナム産コーヒー豆と茶葉を専門に扱うショップで、もともと欧米人旅行者が多かったのですが、昨今は日本人の間でネットを中心に知名度を上げている人気店となります。

また、YUGOCの生はちみつを店舗で直接買える貴重なお店でもあります。

ベトナム茶に関してはハス茶をメインプロダクトとなり、店舗が独自のルートで高品質のハス茶を仕入れ、他の業者よりも良心的な価格で販売しているのが特徴です。

旅行者はもちろん、ハノイ在住の駐在員の人達が一時帰国の際に会社の人たちにまとめて買っていく姿をよく見かけるので、品質は折り紙付きです。

旅行者が現地でハス茶を買うこと自体は難しくありませんが、上述したようにハス茶は品質が低い安物だと渋みが強かったり、風味がまったく感じられないものも少なくありません。日本にいる大切な家族や会社の同僚上司に買って行くのであれば、信頼できるお店で買うのが確実です。Anne’s Maison/アンズメイソンは日本人駐在員御用達なので、それを1つのエビデンスと見なしてお土産に買うお店として選ぶのが良いでしょう。

>>Anne’s Maisonの日本語紹介記事 by Tabispa※外部サイトに飛びます
公式HP:http://annesmaison.com/

お酒好きの人が選ぶベトナム茶葉のお土産は「アーティチョークティー」で決まり!

お酒好きの人が選ぶベトナム茶葉のお土産は「アーティチョークティー」で決まり!

アーティチョークとはブロッコリーを大きくしたような見た目の植物で、気候柄日本では栽培ができないため知られていませんね。しかし、欧米ではアーティチョークの茶葉はライフスタイルに浸透していて、特にお酒好きの人が飲むと肝臓によく、二日酔いにも効くと言われています。

また女性にとっては便秘解消やデトックス効果もあることで知られています。ベトナムでは中南部高原地帯のダラットが一大産地となっていて、ベトナム全国のスーパーでアーティチョークティーが売られています。値段も数百円で買えるので、是非ベトナム観光のお土産に買っていってください。比較的飲みやすい味です。

日ごろお茶を飲まない人におすすめ!ベトナム茶「生姜茶」をお土産に買おう

日ごろお茶をあまり飲まない人にもおすすめ!「生姜茶」

こちらは生姜のお茶。日本では喉が痛いときや風邪気味のときに蜂蜜を混ぜて飲んだりしますよね。ベトナムでも似たような状況で飲むことはありますが、比較的身近なお茶でもあり、普段から飲まれています。

ちょっと良いところのホテルやスパに行くと、ウェルカムドリンクで出てくる定番のお茶でもあります。また、仕事の打ち合わせや顧客との商談のときに出される飲み物としても、しばしばこの生姜茶が出てきます。

ベトナムのお茶をお土産に買うときの注意点「市場で買ってはいけない理由」

ベトナムのお茶をお土産に買うときの注意点「市場で買ってはいけない理由」

ベトナムのお茶をお土産に買うときの注意点は「市場で買ってはいけない」ことです。市場で販売されている食品は、すべて高温多湿で365日野ざらしで放置されている劣悪な環境です。茶葉のような乾燥している葉っぱは細菌が繁殖しやすいため摂取するのは非常に危険です。

近年はベトナムでも健康意識が向上し、ベトナム人の若者も市場で食品類は買おうとはしません。茶葉だけでなく、コーヒーやドライフルーツなども同じことが言えるので、「ベトナム旅行らしいから」と言う理由で安易に食品を市場で買うのはおすすめしません。

ベトナム旅行にお茶を買おう!お土産に相応しい商品の選び方

ベトナム観光中、たくさんのお土産店を回るかと思いますが、そのほとんどでお茶の食品雑貨を見ることができるでしょう。もちろんスーパーでも買えますが、地元のベトナム人向けなので、どうしてもパッケージがお土産らしくないですし、見た目で何か分かりませんので、貰う方も困ってしまうかもしれません。

一方でベトナムの観光エリアにあるお土産店で売っているベトナム茶であれば、パッケージもベトナム旅行らしいデザインなので、他人に贈るお土産としては申し分ありません。仮に味が合わなくとも、受け取っただけで喜んでくれるでしょう。是非ベトナム産のお茶をお土産に買っていってください。

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