ユーゴックでは、ベトナムに旅行や出張できた日本人に、“ベトナムらしいお土産”を買っていってもらうため、全国各地の特産品を商品化しています。農家を一軒一軒目利きをし、味や品質を吟味したのち、直接仕入れるのもポリシーの一つ。
しかし、ユーゴックのこだわりはそれだけではありません。今回はその内の「ラベルのデザインに関して」ご説明させてください。
ユーゴックのラベルデザインができるまで
当初、ユーゴックのラベルはすべて日本人にお願いする予定でした。「日本人に売るのだから、日本人のセンスに任せた方がいい」と考えたからです。そして、実際贔屓しているデザイナーにお願いして、とても素敵なラベルを描いてもらいました。
しかし、印刷をする直前に「本当に日本人でいいのか?」という疑問が浮上しました。そこでさらに熟考したのち、「日本人の旅行者や出張者は、お洒落なラベルではなく、ベトナムらしいデザインに興味を持つのでは」と考えるに至りました。
ベトナム人が手掛けるユーゴックのラベルデザイン
そこで、改めてベトナム人デザイナーに依頼することに決めました。しかし、こちらもやはり問題が浮上。
「ベトナム人しか分からない写真を使う」、「こちらの要望した内容を勝手に変える」といった問題は最後までつきまとうことに。しかし、試行錯誤をする一方で改めて感じたのは、「日本人にはないデザイン」だということ。
結果、ベトナムの自然をコンセプトに、ちょっとベタかもしれませんが、それなりのデザインができたのかな、と思っております。
現在のラベル作成の進捗
こちらの記事を作成中(2018年7月17日)時点では、ユーゴックで新たに扱うベトナムのお酒のラベルを制作しています。ベトナム人デザイナーからいくつか候補を貰ったのですが、すべて却下&作り直し。商品は仕入れたので、あとは商品化するのみ。8月を目標に邁進してまいります。