法人企業が外国産の蜂蜜を仕入れる際、どこの国のはちみつが安全で安心して輸入できるか知りたいところですね。
価格だけではない国産との違いなども考えどころです。
ここでは法人企業が食品・加工など蜂蜜を輸入する際、おすすめの国や海外・外国産蜂蜜の特徴・選び方を徹底解説します。
当社「YUGOC(ユーゴック)」はベトナムを拠点に活動するベトナム自然食品を販売する会社です。特におすすめのベトナム産蜂蜜についても触れさせてください。
目次
海外・外国産蜂蜜/はちみつの安全性と選び方
海外・外国産蜂蜜を企業が輸入する場合、安全性が気になる担当者も多いでしょう。国によっては蜂蜜の品質基準が厳格に定められており、EU圏内では「はちみつ純正法」などが有名です。この法律に基づき、加熱処理や酵素含有量などが厳しく管理されています。そのため、EU産の蜂蜜は高い品質と安全性が期待できると言えるでしょう。
ただし、EU産の蜂蜜は非常に高価で、日本とは物理的な距離も遠いため、輸入費用が高額です。「日本産より安い外国産を仕入れたいのに、日本産より高かったら意味がない」と考える人もいるでしょう。
海外・外国産蜂蜜が日本産より安全と言われる理由
日本で販売されている外国産蜂蜜は、海外現地の品質管理基準だけでなく、輸入時に日本の空港で検査を受けており、残留農薬や抗生物質などが日本の法律に照らし合わせて基準値を超えないか調査されています。
一方で日本国内の蜂蜜はそのような厳格な検査がないため、基本的な成分(炭水化物やナトリウムなど)を調べるだけで販売が可能です。そのため、日本産のはちみつより海外・外国産蜂蜜の方が安全性が高いという業者もいます。
海外・外国産蜂蜜と国産はちみつの違いとは?
外国産蜂蜜と国産はちみつは採取できる蜂蜜の種類や味わいに大きな違いがあります。日本では一か所で多くの蜂蜜が取れないので、ミツバチは複数の花蜜から蜂蜜を取ります。そのため、日本のはちみつは様々な種類の花蜜が混じった「百花蜂蜜」が通常です。百花蜂蜜は味がぼんやりとしているのが特徴です。
一方で海外・外国産蜂蜜は1つの種類の蜂蜜から採取する「単花蜂蜜」が普通のため、味がはっきりしているのが特徴です。
また、よく「日本の蜂蜜は水分量が多い」と言われたりしますが、これは花蜜の種類や気候、加工の有無に依るため、糖度や色はある程度コントロールできます。
安全な外国産蜂蜜ランキング!おすすめはどこの国?
海外・外国産蜂蜜は、その産地や品質基準により安全性が異なります。以下では日本の企業が蜂蜜を輸入する際におすすめの国を紹介します。
基準は「価格が安い」、「輸入実績が多いため輸入規制が緩い」、「品質が安定している」等を考慮しています。
1.ベトナム産蜂蜜は価格&品質が安定しているコスパNo.1
ベトナムでは全国各地で蜂蜜が取れ、欧米に積極的に輸出されています。ベトナム産蜂蜜は中国産とまではいかないものの、価格が安く、品質も安定しており、日本との物理距離が短いため短い日数で輸入できるのが特徴です。
食品だけでなくお菓子のフレーバーや化粧品の原料としても輸入可能です。
2.ドイツ産は品質の高いアカシア蜂蜜が一世風靡
ドイツ産の蜂蜜は値段は高いものの、アカシア蜂蜜など一部の愛好家の間で人気があります。高級蜂蜜となるので、大量に輸入する企業はほとんどありませんが、近年は通販などでも良く見かけるようになりました。
3.ニュージーランド&カナダ産の蜂蜜は日本人に人気だが問題もある
ニュージーランド及びカナダ産の蜂蜜と言えば、マヌカハニーが日本で流行しましたね。
一方で両国はコロナ禍のときに除草剤のグリホサートが検出されて以降、輸入時の規制が厳しくなっています。
残留農薬や発がん性物質などが蜂蜜から検出される事例は他にもあり、これまで中国、インド、アルゼンチン、ブラジル産はちみつでも検出されました。
ベトナム産蜂蜜は、花の種類によって異なる風味や香りを楽しむことができますが、特にアカシアの蜂蜜が人気です。また、栄養価も高く、美容や健康目的で選ばれることが増えています。自然で濃厚な甘さと、ほんのりフルーティーな香りが特徴です。
海外・外国産のベトナム蜂蜜の特徴
ベトナムは西洋諸国と同様に古くから非加熱の純粋はちみつを日常的に食す習慣があります。日本のような加糖処理やフレーバーが添加されている精製蜂蜜はほとんど見かけません。
また、当社YUGOCでは複数の蜂蜜農園及び製造工場と提携しており、単純な食品向け蜂蜜だけでなく、お菓子の原料や化粧品原料向けの蜂蜜も輸出が可能です。
海外・外国産蜂蜜の安全な国ランキングについて紹介しました。
今回の記事では、外国産蜂蜜の安全性や選び方、国産との違い、そして特におすすめの外国産蜂蜜について解説しました。
この記事のポイントをまとめました。最後におさらいしましょう。
– 外国産蜂蜜は輸入時に検査を受けるため品質はある程度担保されている。
-蜂蜜の輸出大国である先進国のニュージーランドやカナダでも残留農薬に引っかかるケースがある
安全で美味しい蜂蜜を選ぶためには、海外現地の販売業者と密接な繋がりを持ち、情報共有することが重要です。
もし現在蜂蜜の仕入れ・輸入を検討している企業がございましたら、まずは当社「YUGOC」にご相談ください。