ベトナム産のはちみつを購入・仕入れを検討する際、「ベトナムのはちみつの安全性」に疑問を感じたことはありませんか?
ベトナムでは非加熱の生はちみつが市場に流通しており、栄養が豊富であり、その安全性も高いと評価されています。
本記事では、ベトナムで買える・仕入れ/輸入ができるはちみつの安全性と、仕入れ・輸入を検討している法人企業や個人事業主の方に注意してほしい点を詳しく解説します。
さらに、日本のスーパーで売られている加熱処理済みのはちみつと非加熱生はちみつの違いも取り上げます。
目次
ベトナム産はちみつは安全性が高いってほんとう?
ベトナム産のはちみつは、その品質と安全性において評価が高まっています。日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、ベトナムのはちみつは西洋諸国に積極的に輸出されています。ただし、品質管理は生産者やブランドによって異なるため、しっかりとした確認が必要です。
そもそも「はちみつの安全性」ってなに?日本のスーパーで買うのは安全って言えるの?
日本のスーパーで販売されているはちみつは、基本的に安全です。その理由ははちみつを仕入れたあと、各メーカーは加工工場にて加熱処理を施しているため、はちみつに含まれる成分をすべて破壊しているためとなります。この時点で仮に残留農薬や発がん性物質があった際も加熱処理によって破壊することができているとされています。
また、はちみつに含まれる栄養成分や酵素も破壊するため月日の経過による色味や味の変化も起きなく、自然界の食品であるはちみつにも関わらず、すべての商品を賞味期限まで同じ色・味を保つことができます。
もちろんこれは賛否両論です。加熱をしない「非加熱の生はちみつ」と比べると栄養価がほとんどなく、「蜂蜜の味がする砂糖水」に変わってしまっているのが本当のところで、基本的にはちみつを健康のために摂取する欧米諸国では受け入れられておりません。見た目を気にする日本人ならではの販売手法と言えるでしょう。
非加熱ベトナムはちみつの安全性と保存方法
一方でベトナムで手に入れることができるはちみつは、熱処理はしていますが、日本ほどの殺菌加工技術はありません。しかし、はちみつによるベトナム国内で健康被害の報告はなく、はちみつを日ごろ摂取する習慣のある西洋諸国にも輸出できる品質は維持できていると言うことができます。
また、ベトナム国内で手に入れることができる非加熱のベトナム産はちみつは、加熱処理されていなく、布越しのみで瓶詰めするのが基本です。栄養価が非常に高いのが特徴ですが、「酸化して黒くなった花粉の破片が入っている」、「布のメッシュをすり抜けた小さなアリの死骸が入っている」ことも時折あります。
これは日本の養蜂場など直売店で買うときも同じです。布越しや遠心分離機では取り除けない場合があります。確かに見た目は損ないますが、はちみつは糖度が高く水分がほとんどないため、細菌が繁殖できません。ゆえに間違ってこれらを摂取しても健康被害が発生するようなことはまずありません。
ベトナムの非加熱はちみつの特徴と保存に適した条件
非加熱はちみつは、酵素やビタミンなどの栄養素が豊富に含まれています。そのため、常温での保存が基本ですが、直射日光や高温を避けることが推奨されます。冷蔵庫に入れるのも良いですが、結晶化してしまうため、使うときは湯煎することになります。
非加熱はちみつの風味変化と品質への影響
時間が経つと、非加熱はちみつの色や風味が濃くなったり、味に酸味がでることがありますが、酵素が発酵することによるもので、品質に問題があるわけではありません。保存環境に注意することで、風味を保ちながら楽しめます。
安全性の高いベトナムのはちみつを買うポイント。非加熱生はちみつは「YUGOC/ユーゴック」ブランドがおすすめ
ベトナムで安全なはちみつを購入する際は、信頼できるブランドや店舗を選ぶことが大切です。特に非加熱生はちみつは、加工や保存方法に注意が必要です。
ベトナム産の非加熱生はちみつの中でも特に「YUGOC/ユーゴック」ブランドは人気があります。当社は現地の養蜂場と直接取引をしているのが特徴。非加熱の栄養価を保ったはちみつを手軽に手に入れることが可能です。ユーゴックの製品は、ランブータンやコーヒーの花から採取された特有の風味を持つはちみつが魅力です。
日本法人・個人事業の仕入れ・輸入にも対応
日本で販売する場合は非加熱では難しいこともあります。YUGOCでは西洋諸国に輸出している大手加工工場とも提携しているため、日本の品質基準に合致したはちみつを提供することも可能です。
食品用はもちろん、化粧品の原料やお菓子の風味に使う所謂原料蜜の販売も可能です。
安全性の高いはちみつをベトナムで買う方法
まず信頼できるブランドを選ぶことが大切です。有名ブランドの製品は製造元がしっかりしているため安心して購入できます。ベトナムで買えるはちみつの中には製造ラベルすらないはちみつもたくさんあるので、これらを買うのはおすすめできません。
大手メーカーの量産品は純粋はちみつではあるが非加熱ではない
大手メーカーのはちみつは純粋であっても、加熱処理がされていることが多く、非加熱品とは異なります。加熱処理は保存性を高めるためですが、栄養価は減少します。
ベトナム産非加熱はちみつの安全性と購入ポイントまとめ
今回の記事では、ベトナム産非加熱はちみつの特徴や安全性、日本で購入する際の注意点について紹介しました。この記事のポイントをまとめました。最後におさらいしましょう。
– ベトナム産の非加熱はちみつは、栄養価が高く安全性が評価されています。
– ベトナムではちみつを購入する際は、信頼できるブランドやラベルの情報を確認することが大切です。
– 日本の加熱処理されたはちみつは安全性が高いものの、栄養価がほぼないことを理解して選びましょう。
ベトナム産非加熱はちみつの魅力を知り、安全な選び方で豊かな風味と栄養を楽しんでください。