ベトナム旅行土産といえば、お菓子やアクセサリー、置物、焼き物雑貨などが定番どころ。その内の一つに挙げられるのが、「洋服」ですね。日本でも買えるありがちな洋服ではなく、ベトナム土産らしいデザインがプリントされているTシャツが人気です。
そこで、今回はホーチミン市内でベトナムTシャツの情報、さらに、おすすめの雑貨店をご紹介します。
目次
国旗デザインのTシャツはもう古い
海外旅行で定番となっているご当地Tシャツ。ベトナムのTシャツは通称「ベトT」などと呼ばれていて、日本人含む外国人旅行者に人気です。市場へ行けば、真っ赤なコットン生地の全面に黄色の星型がプリントされた、ベトナム国旗のTシャツをよく見ることができます。
ただし、正直言ってこのいわゆる国旗Tシャツはもう古い様子。生地質が厚いので部屋着にも向いていませんし、真っ赤な背景に星型というデザインもちょっと外出用ではありません。また、洗濯すると、確実に色落ちしてしまい、他の衣類に色移りしてしまう問題点もあります。
I love VietnamはベトナムTシャツの定番土産か
また、国旗Tシャツに続く定番のTシャツのお土産といえば、“I Love 〇〇”。I Love Newyorkで一躍人気となり、現在では世界の観光都市のお土産店で売られていますね。ベトナムでも当然たくさん見つけることができ、“I Love Vietnam”、“I Love Ho Chi Minh”、“I Love Hanoi”などを買うことができます。
白地に胸に文字がプリントされているだけのシンプルデザインのTシャツのため、ちょっとコンビニへ買い物、なんてときでも着ることができます。ただし、あくまでもお土産用なので、普段着として着る機会は滅多にありません。一度箪笥に入れたらそれっきりになるかも……。
ベトナミーズファッションのTシャツをお土産にするのはおすすめ
友達に贈るお土産程度であれば、ベトナムらしさを重要視して、上記のTシャツでもいいかもしれません。一枚500円以下で買えるのも魅力です。しかし、もう少しファッション性をもたせたいと思うのであれば、ベトナム人が日ごろ着るベトナムファッションを買ってみてはいかがでしょうか。
ホーチミンではグエンチャイ(Nguyen Trai)通り沿いに、ベトナムの若者向けのTシャツを売るお店が多く並んでいます。ベトナム発のミドルブランドから、無名だけど安くファッション性があるものなどさまざま。値段は700~1500円程度。最近は生地の質も良くなってきています。
ただし、あくまでもベトナム人向けという点に注意が必要。ベトナム人は日本人よりも身体が小柄で華奢なので、特に男性が着るXLサイズを扱うお店は少ないほか、Lサイズであっても、肩が窮屈に感じることも多々あります。
ファッション性とベトナムらしさを両方取り入れたTシャツの人気店
理想はお洒落かつ、サイズが充実して、ホーチミン旅行のお土産らしいデザインですよね。そこで、ここでは旅行者に人気のお土産店をご紹介します。旅行者向けの雑貨店となるので、どこのお店も大柄な欧米人でも着れるサイズを揃えています。
男性向けTシャツ:「ギンコTシャツ」
ホーチミン、ニャチャン、ホイアン、ハノイといった主要観光都市に支店を構えている「ギンコTシャツ」。「ベトナムにはファッショナブルなデザインのTシャツがない」とフランス人がはじめたのがきっかけ。
ホーチミンの名物となっている電柱と複雑に絡み合った電線、食堂風景の一コマ、花柄で作ったベトナムの国土のイラストなど、どれもギンコTシャツでしか買えないオリジナルデザインです。ホーチミンではバックパッカー街のデタム通りに本店、ブイビエン通りに支店を構えています。
女性向けTシャツ:「ハウスオブサイゴン」
女性ならばギンコTシャツよりも、こちらの雑貨店がおすすめ。ベンタイン市場から徒歩3分で行ける距離にある縦長の建物一棟丸ごと雑貨フロア。1階は置物や焼き物雑貨で、上階がTシャツやワンピースを売る服飾フロア。
専属のベトナム人デザイナーが考案したデザインは控えめな花柄プリントが売り。ぱっとみてベトナムらしいデザインかは意見が分かれるところですが、間違いなくお洒落。Tシャツ以外では既製品のアオザイも売っています。
ホーチミン旅行中にTシャツをお土産に買っていこう
ホーチミン旅行中は、ベトナムらしいお土産を探しにさまざまな雑貨店を歩くことになるでしょう。もしベトナムTシャツをお土産に、と考えているならば、今回紹介したお店で、オリジナリティあるデザインのものを買っていってはいかがでしょうか。