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新しいベトナム特産土産発見!カカオ酒を求めて

7/22/2018 4:36:11 PM

ベトナムの特産土産を販売しているユーゴック。クッキーやチョコレート、ジャムといったありきたりの定番土産もいいですが、ユーゴックでは「ベトナムの自然が培った特産品」がお土産を商品化するにあたってのコンセプト。

2018年7月現時点では、ユーゴックの商品は生はちみつ(3種)、マカダミアナッツ、パームシュガーの3点。「そろそろ新しい仲間を見つけるときかな」と考えていた矢先、思わぬ情報が飛び込んできました。

ベトナムはもともとカカオの一大産地

ベトナムのカカオの写真

「メコンデルタの奥地においしいカカオを生産する農家がある」という情報を聞きつけたのは、5月の中旬。

ほとんどの日本人は知らないことですが、実はベトナムはカカオの一大産地として一部で知られていて、ベトナム産カカオを使った高級チョコレートブランド「マルゥ」や「フェイバ」などは現在では有名になっていますね。

しかし、上述したように、どこでも売っているありきたりなお土産は販売したくない、というユーゴックの僅かなプライドも……。しかし、その情報提供者と話していると、どうやらその農家はカカオだけではなく、カカオ由来の特別なお酒を製造しているとのこと。

カカオ酒……。これはいいかもしれない!そう思い、一度訪れてみようと、その農家を探すのですが、所在地を見つけるのに1か月以上の時間を要しました。

ベトナム産カカオ酒について

カカオ酒の写真

ベトナムのカカオ酒について少し調べてみると、カカオ農家は多々あるものの、お酒を製造している農家はほとんどないとのこと。

また、カカオ酒には2種類あり、1つはカカオ1%のリキュール。もう1つはカカオ99%のリキュール。前者(カカオ率1%)のお酒を売る農家や販売店はベトナム全国に数か所あるのですが、後者のお酒はネットで探す限りゼロ。カカオ率99%という都市伝説めいた言葉だけがネットに転がっていました。

メコンデルタの奥地で見つけた特別なカカオ酒

メコンデルタ地方の写真

ベトナム人に質問してみても、「ベトナムでカカオが特産なのは知っているけど、カカオ酒は聞いたことがない」、「以前メコンに旅行に行ったときに、旅先で知り合った人に一杯もらった」という程度。

そこで、ユーゴックは実際メコンデルタ地方の奥地へと足を運ぶことにしました。所要時間はホーチミン市内から車で約4時間半。しかも、その大半は道路が舗装されていない赤土や砂利道をひた走ることに。チャーターした車のドライバーさんも、いい加減うんざりしていました(帰るときは10万ドンほどチップを渡しました)。

メコンデルタ地方の田舎写真

周囲を行き交う人にかたっぱしから聞き込みをして(具体的な住所は分からなかったので)、ようやく場所が分かったら、今度は車が入れない細道を1km以上に渡って歩くことに……(これで成果なしに終わったら……)。

発見!カカオ農家

カカオ農家の敷地写真

近所の家々を一つずつ回って、「この辺にカカオ農家があると聞いたのですが……」と聞いて回り、ようやく見つけました!

カカオ農家はご主人と奥様、そしてご子息の三人で営んでいて、かれこれ20年栽培しているとのこと。素晴らしいです。しかも、田舎の農家は販売に対しての法律を守っていないことが多いのですが、こちらの農家は販売ライセンスだけではなく、お酒の製造・管理・加工のライセンスも保持。信頼できそうです。

カカオ農園を見学

カカオ農家の写真

カカオ農園は2つあり、今回は裏庭的な小さなカカオ農園を見学。おそらく日本人の多くは、カカオを見たことがないのではないでしょうか。

カカオはチョコレートの原料でありますが、カカオの実はこんな形をしているんです。中を割ると白いべっとりとした果汁が種を覆っていて、そちらも食べることが可能。甘酸っぱい味です。

カカオ率1%か99%か

カカオ農家との商談風景

さて、気になる最大のクエスチョンを。

ユーゴック「お酒のカカオ率は?」
すると、ご主人と奥様は顔を見合わせて、うっすらと笑みを……。
ご主人「両方あるよ」と。
おおっ、とつい声をあげてしまいました。早速試飲開始。

まずはカカオ率1%。実は私はお酒はほとんど飲めない下戸。しかし、香りをかぐと、カカオのほんのり甘くビターな香りがふわぁ〜っと鼻腔をくすぐるのを確かに感じることができます。お酒の味がおいしいかおいしくないかはさておき、「これは間違いなくカカオだ!」と再び叫ぶユーゴック。

同行したユーゴックのベトナム人社長も満足げな笑みを浮かべて何杯も飲んでいました。

そして、いよいよ念願のカカオ率99%をご対面……。

カカオ1%も、お酒の色は美しいワインレッドでしたが、99%の方はさらに濃い色です。
香りだけかぐと、お酒特有のアルコールの香りはほとんどなく、それよりもカカオの甘い香りが強くします。

いざ試飲してみると……。うん、これは焼酎やウォッカとして飲むというよりは、カクテルに近いこってりと甘い味。お酒が苦手でカクテルしか飲めない方なら、このカカオ99%は最適です。

アルコール度数は1%が40度、99%の方は12度と低いです。

しかも、99%のカカオは、カカオの実が少しずつ時間をかけて果汁を作ったものを掬っているため、半年に一度しか作ることはできないらしく、また年間の生産量も数百リットルのみ。いわば限定品とのこと。

そこで、ユーゴックが打ち出した提案は「99%のカカオ酒をすべて買い取ります!」というもの。
信頼の証に、最初に半分買い取り、その場でキャッシュで支払い。その後残りの半分を銀行振り込みで支払うという契約を取り次ぎました。というのも、現在韓国とフランスの小さな酒メーカーとの商談もあるみたいなので、ここは即決めが効果的だと判断したためです。

商談は成立。ユーゴックブランドとして販売することも可能。最初は99%カカオのみを販売し、後日1%カカオも製品化を約束。その場合は日本人が飲みやすいようアルコール度数40度から25度まで落とすことも約束。

即金契約はあまりやらないが今回は別だった理由

たくさんのカカオの写真

普段はその場ですぐに契約というのはあまりやりません。仮に契約しても、その場でお金を払うということは今回が初めて。普通は家に帰って一週間ほど悩んでから返事をします。

しかし、今回の99%カカオは、絶対に売れるという自信があったため、このような即金の契約を交わしました。いまでも時々「あの選択は正しかったのかな?」と考えることはありますが……。

製品化にあたって今後の過程

カカオ酒の写真

お酒を仕入れることには成功しましたが、まだ製品化までは幾つか工程があります。まずはボトルと箱の仕入れ。されにラベルのデザイン決め、そして印刷。それが終われば商品化はできるのですが、今回の商品は「お酒」となるので、ライセンスがちょっと厳しいです。

また、単にお酒を販売するだけなら、通常の販売ライセンスでもいいようなのですが、ユーゴックブランドとして売るので、衛生管理などの指導・ライセンスを取得しなければなりません。早くて8月、遅くても9月には正式に販売を開始したいと思っております。販売開始しましたら、ユーゴックのHP上でもしっかりと告知致しますので、今しばらくお待ちください!

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